この作家フランク・ル・カルベスの主張によると、彼は熱帯魚のカクレクマノミをモデルにした「Pierrot Le Poisson Clown」というキャラクターを95年に考案したという。
映画化を狙ってフランスの映画会社やアニメーションスタジオに持ち込んだものの実現せず、児童向けの絵本として公表することを決意。
02年の11月に初版2000部で発売を開始したが、「ファインディング・ニモ」がリリースされてからは、キャラクターがニモと類似しすぎているという理由から、有名書店では取り扱ってもらえなくなったという。
ニモも「Pierrot Le Poisson Clown」に登場するピエロも、カクレクマノミを主人公にしているという点が共通している。
ル・カルベスは、「Pierrot Le Poisson Clown」の企画をフランスの映画会社に持ち込んだとき、その情報がディズニーに盗まれたに違いないと主張している。